スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Madrid1日目 in オランダ生活246日目

10月30日(土) 曇り時々雨

スペイン・ポルトガルの旅

激動の一日
今回の旅は、財布をスラれるという非常事態が発生した。
他の日本人が被害に遭わない、もしくは遭った時のために記録しておく。


まず、Enschedeを6時半の始発電車で出発し、一路Schiphol空港からスペインのMadridに向かう。

久々に早起きしたのだが、オランダではもう朝の8時頃まで真っ暗なのには驚いた。
流石にこれでは冬時間に戻さざるを得ないと思う。

お決まりのごとく、easyJetのフライトが遅れ、予定より2時間弱の遅延で、
昼の2時前にMadrid近郊のBarajas国際空港に到着。

Barajas空港はMetroが直結していて、市内までの移動に便利である。
madrid_30_Oct_1

エアポートターミナルT1,T2,T3駅の様子。
この時は、これから起こる災難を全く予想していなかった。。
madrid_30_Oct_2

10回分のMetro切符を10ユーロで購入し、Metroに乗り込む。

スペインの地下鉄は想像より綺麗で、特に治安の悪い感じはしない。パリの方がずっと危険な香りがする。
ただ、日本人らしきアジア人が自分だけだったので、目立っている感じはした。

ともかく、Metro8番線の終点駅であるNuevos Ministerios駅まで行って、
そこからホテルのあるPlaza de Castilla駅の10番線に乗り換えた。

ここで事件が起きた。

途中駅に電車が停車した時、後ろの奴が私の背中にぶつかって来て、
Metroのドア開閉ボタンを押そうとした。

私は、混雑もしてない車内でぶつかられたのに一瞬イラッとしたが
ドア開閉ボタンを押してやった。

そうすると2、3人が勢いよく飛び出していく。

嫌な予感がした私は、その時、斜め後ろにあったショルダーバックを確認する。

ショルダーバックのチャックが開いている。
この瞬間、寒気がした。

すぐにバックの中身を確認すると、財布が無くなっている。

さっき切符を買ったので確実に財布はバックの中にあるはずなのだが、
混乱して、「もしかしたらキャリーバックの方にいれたかもしれない」などという妄想がよぎる。

その内に、ドアが閉まりそうになるので、そのまま乗っている訳にもいかないので降りる。
その間も財布の無いバックを無意味に探り続ける。っが、当然、財布は無い。

スリを追わなければっ。この時点で半ばパニっくである。
出口につながる通路をダッシュし、前に歩く怪しげな男がポケットに何やら入れているのを見て、
その男の腕をつかむが、男はなにも持っていないよ、みたいなジェスチャーをする。

私は一応、謝罪して引き下がる。※現行犯で捕まえる以外はもはや危険なだけである。
もうこの時点で、人影がきわめて少なくなる。この駅は全く栄えていないところにあるようだ。

周りにはツアーリストもいない。

とにかく、駅から出ようと思い、改札を抜ける。
だが、ここは寂れたエリアで、警察署の雰囲気も無い。

すぐに引き返してまたMetroの駅に戻る。ここで10回分の回数券の2回目を使う。

この時は、心音が聞こえるほど心拍数が上昇する。
なんせ、私の財布には、現金、クレジットカード、オランダの滞在許可証等、すべてが入っていたからだ。
一文無しである。

混乱する頭の中で、ともかくホテルに行こうと思った。
そして元のホームに戻る。

そうすると丁度、電車が出発した後で次の電車まで6分と表示された。
ここで、携帯電話を利用してクレジットカードなどの停止を行おうとする。

が、しかし日本から持ってきているiPhoneは圏外となっており使えない。
もうひとつオランダのプリペイド携帯を持っていたので、それを使って予め
調べておいたクレジット会社の緊急ダイヤルに電話する。

しかし、オランダ語のアナウンスが流れた後、自動で切れて繋がらない。何度やっても同じ。
どうも、この番号にはかけられないといったメッセージのようだ。

クレジットカードを止めれないことが更に混乱を招く。
次の電車を待つこの6分間は生きた心地がしなかった。

同じく電車を待つ人が皆、犯罪者にみえてくる。

※ただ、反対側の路線に元々私が待っている路線に乗っていた人物を見かけたので
そういったのは本当にスリかもしれない。スリは基本的に手ぶらだ。

電車を待つ間、Metroのセキュリティ関係者がいたので、財布を盗られたことを英語で言ったが、
まったく通じない。英語はわからん、無理、無理。みたいなそっけない対応である。

ここまで英語が通じないとは正直思って無かった。
オランダでは誰もが英語を話すため、すこしその感覚に慣れ過ぎた。

ともかく、電車が来たのでそれに乗って、ホテルのあるPlaza de Castilla駅に到着。
駅からすぐ近くのホテルだったので、5分ほどで到着。

この時、既に財布を失ったバックを手で押さえ、用心しながら動いたが、
空しさだけが残った。

まずホテルに向かった理由は、事前にクレジットカードから予約した一泊分の料金が
すでに引き落とされて、清算されていたことを知っていたからだ。
これなら文無しでも泊まることができる。

さらには、ホテル従業員なら英語も通じるだろうから財布を盗まれたことを伝えれば
なにか対処してくれるかもしれないという期待を抱いていた。

ところがである。。

まず、英語は通じた。そこで、たった今、財布を盗まれたことを伝えた。
それをきいたホテルスタッフは特に驚いた様子もない。

私はたまらず、警察署の場所を聞く。
そうすると地図を開いて、ここから二駅先にあるという。

期待外れの淡々とした対応に深く失望する。

警察署が駅から近いことを確認後、チェックインをし、キャリーバックを部屋に置く。

パスポートなどの必要なものだけを持って、ホテルを出て警察署に赴く。

幸いMetroの回数券を買っていたのでそれを使って警察署のあるBarrio del Pilar駅まで移動。
駅の改札で、窓口の人に警察署はどこかと聞いたが、これも全く通じず。
なぜpolice stationすら通じない。。

ともかく、適当に駅からでると幸いにも本当に駅から近くに警察署はあった。

ただ、いかにも地元警察署といった雰囲気だったので不安を感じつつも署内に入る。
すると、警察官が2、3人いたので、必死に財布を盗まれたことを説明。

しかし、まったく通じない。金を失ったといっても通じない。

そうこうしている内に警察官が5、6人に増えた。
英語話せる奴はいないかと聞いているが誰もいない。

ただ、話している内にstolenという単語を一人の女性警察が理解し、やっと分かってくれた。
そうすると、署内に貼っている電話番号らしき番号にかけろと言ってくる。

私は電話が使えないことを説明するが、これまた通じない。。

すこしそうしたやり取りが続いた後で、年配の警官が付いて来いといったジャスチャーを
するので、署内の奥についていった。

そこで、その警官が何やら電話をかけている。
英語か日本語が分かる人に連絡をとっているみたいだ。
私はパスポートを見せて自分が日本人であることをアピールする。

まぁ、電話をして話のわかる人につないでくれるのは有難いが、途中、その警官がスペイン語で
私のことを、yellowがどうのこうのいっているのには、腹立った。

ともかく、その電話を渡され、ここからは被害の報告である。
最初は英語だったのだが、幸い日本人女性に対応してもらったので、日本語でのやり取りになった。

まぁ、スペインはスリなどの被害が日常茶飯事なのだろう。
決まり切ったことを形式的に質問され、それに答えるといったことが30分は続く。

私は事前に財布の中身をメモしていたので、思い出す必要はなかった。
財布を盗られたことによって、相当頭が混乱するので、メモは必要だろう。。

私の混乱具合は、被害の報告をする時、

「サイフをトウナンにあいました。」が
「トウフをサイナンにあいました。」と言ってしまう程である。

この時は少し自分でも笑った。

ともかく、被害は以下の通り。

・現金 300ユーロ程度
・VISAカード(個人用)
・VISAカード(法人用)
・オランダ銀行カード
・オランダの滞在許可証
・大学の従業員カード
・オランダ国鉄のOV chipkaart(Suikaのようなもの、チャージもしている)
・ゴミ箱開閉カード
・ブルガリの財布

何時頃、どこで?どうった鞄からどのように盗られたかといったことや、
財布の色、形。各種カードの内容などを聞かれた。

待ち時間の間に、プリペイド携帯で大使館やVISAに連絡をしようと
ガイドブックの電話番号にかけるが相変わらずオランダ語のメッセージが流れて繋がらない。

そこで、VISAカードの停止をまだしていないことを告げ、
念のため、VISAの緊急盗難用番号を聞いてみたが、わからないと言われた。

正直、スペイン警察は何の役にも立ちそうにないのがひしひしと感じられた。

しかも、私がいった日本語の被害内容をスペイン語の公式書類を発行するために
翻訳するらしいが、その日本人と近くにいるらしきスペイン人が談笑する声が聞こえ、
何度か笑い声が聞こえてきた。

こっちは財布を失い、一文無しでこれからの不安が高まっている時に何の配慮もない対応。
正直、これが一番むかついた。

スペインの警察はあてにしてはいけない。


ともかく、その電話で書類の番号を教えられ、その番号を現地の警察官に告げると
盗難証明書(Police report)を発行してくれた。これが今後の保険の際に有効になってくる。
っといっても私の場合、被害が現金と各種カードが主なので、保証が効かない。。

これで手続きは終りだと言われたが、私は警察署の電話を借りて
大使館に連絡することにした。

ガイドブックに乗っていた大使館の番号に電話をかけると、無情にも自動音声で、
大使館の開館時間が流される。大使館は土日、祝日が休みなのだ。。

ただ怪我などの緊急時は1番をプッシュしてくれとアナウンスがある。
盗難は緊急なのかどうか迷ったが、私にとっては一大事なので1番をプッシュ。

ほどなくして、英語スタッフが応対した。
私が財布をスラれたことを話すと、どうもパリの日本語対応のところを教えると言う。

それを教えてくれというと、そのままパリの所に電話が転送された。

ここは日本語対応だったのだが、電話の応対にでた人に聞くとどうも大使館とは直接関係ないようだ。
ともかく、私は大使館の対応を諦め、ここでVISAの電話番号を聞く。
VISAのスペインでの緊急対応番号を聞いた後、この電話を切る。

そして次は、教えられた番号にかける。ここでも日本語対応であるのは有難い。
そしてVISAカードの停止を伝える。少し落ち着く。

VISAから緊急用カードの発行をするかどうか聞かれたので、発行してほしいと伝えたが、
普通のカードだと発行手数料が10500円かかるようなので、手数料無料の法人ゴールドカードの
緊急用カードの発行を依頼した。

ここで更に私にとって有難かったのは、緊急用現金の送金サービスである。
こちらに現金を送付してくれるというのだ。

私は500ユーロ分の現金の送付を依頼した。

VISAの担当者からは三時間以内に連絡すると伝えられ、もし電話が無い場合は掛けてくれと言われて
電話を切った。

最初の電話から一時間ほどたっていたが、この際、上司の警官から私の対応をしてくれている
若手警官に、早く電話を切らせろという命令がでているらしく、電話を切れ切れととにかく五月蠅かった。

こちらとしては、是が非でもこの電話を切るわけにはいかないので、
この電話は無料だし、緊急だから頼むといって切らなかった。

スペイン警察は役に立たないどころか、被害者への配慮も無い。


とりあえず、ある程度の目的を終えた私は一応、お礼をいって警察署を後にした。

地元警察署。
madrid_30_Oct_3


またMetroに乗ってホテルに帰った私は、ここでオランダの銀行の口座停止手続きをしていないことに気が付く。
オランダ銀行カードはIC内蔵のデビットカードみたいなもので、特殊なハードウェア端末と組み合わせて
インターネットバンキングも可能である。
ただ、止めようにもオランダ銀行の緊急連絡先がわからない。

ここで、オランダにいる知人に連絡して、その銀行の緊急連絡先を教えてもらう。
そうしている間に、ホテルの無料Wifiサービスを利用したいとフロントに伝え、IDとpassを発行してもらい、
なんとかインターネットがつながる環境に。
私は基本的にwifi無料のホテルを予約することにしているが、今回、これが大いに役立った。

まずは教えられた銀行の緊急連絡先にプリペイド携帯で電話してみる。
がっ、これが繋がらない。。

諦めて今度はiPhoneからskypeを利用してかけてみる。
幸い、事前にskypeに10ユーロほどチャージしていたので、これでオランダ銀行にかけることができた。
しかも電話料金は、5分、10分の会話で0.5ユーロほどしかかからなかったので格安で助かった。

しかしながら、私の貧弱な英語力とskypeのために音声が割れているようで、
口座の停止を告げるのがなかなか困難だった。

いかんせん、自分の口座番号をいってもどうも聞き取れていないようだった。

ともかく、なんとか銀行口座をブロックする手続きが完了したようだ。
この後、不安になって再度電話したが問題なくブロックできていた。

この時点で17時になってあたりは暗くなり始めていた。
何度も言うように今はまったくの文無しなので何もすることが無く、ホテルでVISAからの連絡を待った。

この間、wifiを利用して大使館の情報を調べたり、youtubeで動画を見ることで心を落ち着かせる。

3時間が過ぎてもVISAからの連絡がないので、こちらからかけようとするが、
skype、プリペイド携帯ともにかからず。
コレクトコールでの電話はできないようだ。

仕方が無いので、ホテル周辺の公衆電話を探すが見つからず、
辺りが暗くなり始めたので、早々にホテルに引き返す。

ホテルのフロントに聞くと、ロビーにある電話とホテルの部屋にある電話を使えと言われた。
まず、ロビーにあった電話からコレクトコールの番号に掛けようとするが、3桁か4桁の緊急電話以外は
お金をいれないとかけれないシステムのようで、駄目だった。

そこで、フロントに部屋にある電話を使いたいがコレクトコールの場合、お金が発生しないか
聞いたが、なんか理解したのかしていないのかよくわからない返答だった。

私はもう多少お金が発生しても明日、お金が入ればどうにかなるだろうと思い、
ホテルの電話を使って、VISAに電話することにした。ホテルなので0発信が必要だった。

ともかく、ヨーロッパのVISAのコレクトコール番号にかけると
どうやらアメリカ、フロリダのサポートセンターに繋がるようだ。

ここで事情を説明し、カードの停止の確認と緊急用カードの発行、現金の送金について聞くと
後、20分ほどで手続き完了の番号ができるというので、完了したら折り返し掛けると言われて電話を切る。

ただ、ここでも40分以上まったが電話がかかってこないので、こちらからまた電話をかける。
そうすると、今ようやく番号ができたという。
ちなみに、ここで緊急カードの再発行が4日後の火曜日、最悪の場合は5日後の水曜日だと告げられる。
※土日を挟んでいて対応ができないらしい。

正直、この遅さには驚いたので、緊急カードの発行は取りやめて、現金に送付だけを依頼する。

そうして現金の受け取り方を教えてもらった。

受け取る場所は、VISAの提携銀行かあるいは、その銀行系列の両替所となる。
提携銀行はWestern Union銀行。両替所はChange Expressというらしい。

そこにVISAから電話で教えられたコントロール番号とパスポートが必要となる。
このコントロール番号の発行に時間がかかったようである。

私はよくわからない両替所での現金の受け取りは不安だったので、
銀行の詳細を聞いたが、よく考えると明日は日曜日で、両替所しか空いてないのに気づいた。

まぁ、不幸中の幸いとして、両替所は10時から17時(?)まで月~日まで休みなしのようなので助かった。

両替所の場所の詳細を聞いて、電話を切る。
その後、wifiを使ってiphoneで両替所の場所を地図でよく確認。本当にiphoneには助けられた。


手元に残ったのは、Metroの回数券。10回分。
既に4回使用しているので残り6回。今の全財産。
madrid_30_Oct_4

ホテルからの景色。
madrid_30_Oct_5

これで今日の激動の一日は終了。
もちろん、一円も持っていなかったので夕飯を食べれず。
今日一日、食べたのは早朝にりんご一つ。(しかも不味かった。)

盗難ダイエットである。


一応、私がスリにあった時に不幸なこと、幸いだったことを挙げておく。

<不幸だったこと>
・スリにあった。
・現金、カードが一緒の財布に入っていて全て失った。
・言葉が通じない。
・人が親切でなかった。
・Madridは糞。

<幸いだったこと>
・パスポートが無事。
・VISAの緊急キャッシュサービスを受けることができた。
・Metroの回数券を持っていた。
・一泊目のホテルが既に清算済みであった。
・WifiでiPhoneが使える環境だった。


スポンサーサイト

Madrid2日目 in オランダ生活247日目

10月31日(日) 曇り時々晴れ

昨日、スリ被害にあったせいで、相変わらず一文無しの状態。
ホテルの朝食がついているかと思っていたら、こんな時に限ってついてなかった。。

両替所が開くのが午前10時からと聞いていたので、
少し早いが街にでて両替所が開くのを待つことにした。

まずはホテルをチェックアウトする。
が、しかし、昨日のコレクトコールの接続手数料が30セント(35円ほど)かかっている。。

ホテルにフリーかどうか確認したがやっぱりわかってなかったか。。
たった30セントだが、今は財布を盗まれて無一文だと説明する。

普通なら30セントぐらいはまけてくれるかと思っていたが、
フロントは私の銀行口座を教えろと言ってきた。

内心、ふざけんなボケっと思ったが、そこは冷静に、
キャリーバックを預けておくから、VISAからお金が入った後でそのお金を払うといって
チェックアウトしてホテルをでた。

ホテルからMetroに乗り、そのまま10番線でPlaza de Espana駅に到着。
Plaza de Espanaを降りてすぐにあるスペイン広場にいってみる。

スペイン広場。まぁ大したことはない。
madrid_31_Oct_1

そのままグランビア通りを東に歩いてブラブラする。
Metroの駅と駅は歩いても簡単にいけるほど近い。
madrid_31_Oct_2

そうこうしている内に、今日、お金を受け取る予定のChange Expressという両替所を発見。
現在9時半。まだ10時前なので閉まっている。。
madrid_31_Oct_3

両替所の前でずっと待っているのは何なんで、少し周辺を探索することにした。
madrid_31_Oct_4

中央郵便局。なかなか立派な建物だ。
madrid_31_Oct_5

もう少し東に歩くとアルカラ門があった。
ただ、写真をみてわかる通り、門の前にはステージがつくられており、見栄えが悪い。。
madrid_31_Oct_6

レティロ公園。自然に心が少し癒される。
madrid_31_Oct_7

この辺りで、そろそろ10時も近付き、いい時間になったので、来た道を引き返して
さっきの両替所に行くことにした。

10時10分くらいに両替所前に到着。

ところが、両替所は閉まったままである。

しかも開くような雰囲気は感じない。
もしかして日曜はやってないのでは?と急に不安になる。このままだと無一文のままである。

しばらくここで待ってみたが開く気配がないので、別のChange Expressに行く。
Change ExpressはMadridに3件あることを電話で聞いて、インターネットで既に調べていた。

そして、Callao駅近くのChange Expressに行ってみる。
そうするとそこは開いていた!

先ほど開いたばかりだろうが、私が並ぶ直前に女性がなにやら両替をしていた。
私と同じく、緊急キャッシングかもしれないが、、

待つこと5分。意外に長い。
やっと前の女性が終わって私の番だ。

VISAからのコントロール番号を見せると、パスポートの提示を求められ、
すんなりと手続き自体は進んでいるようだ。

ただ、パスポートのコピーを取るときに、おそらく前の女性のものであろう
メキシコのパスポートがそのままになっていて、両替所の人がしまった!みたいな顔をしていた。

パスポートを渡して受け取り忘れるのも大概だが、渡すのを忘れるなんて、、
これは自分も注意しないといけないと思った。

ほどなく手続きが終わって、お金がでてきた。
500ユーロの送金をお願いしていたが、VISAはアメリカドルで一旦、この両替所に送金して
そこからドル―ユーロのレートに換算されるようなので、受け取ったのは486ユーロだった。
今時、直接ユーロで送金できないのは、腑に落ちないがまぁ良しとしよう。

パスポートをしっかり返してもらい、両替所を後にする。
これでようやく観光を始めることができ、これからの旅に光が差す。

サンクス! VISA&両替所。
madrid_31_Oct_8

この旅はVISAに助けられた。
っというより、VISA以外には何も役に立たないと思っていい。


キャッシュをゲットしてからは、SOL駅周辺をブラブラ。
もちろん、この辺りにはスリがうろうろしているだろうからかなり警戒して歩いた。
madrid_31_Oct_9

教会らしき建物。
madrid_31_Oct_10

Madridの路地。なかなか雰囲気が良かった。
madrid_31_Oct_11

これまで27~28時間、飲まず食わずだったので、なにか飲み物か食べ物を探していると
スーパーマーケットを発見。
madrid_31_Oct_12

ここで、コーラを購入。1ユーロ。
いやー美味かった。
madrid_31_Oct_13

続いて何か食べ物を買うべく、適当に見つけた店に入る。
madrid_31_Oct_14

そこは地元の人間が集まるような店だったが、構わず生ハムサンドを注文。3ユーロ。
パンがでてくるまで緊張を保ちつつ周囲を警戒。だが何も起きなかった。

生ハムサンド。久々の食事とあって美味かった。
madrid_31_Oct_15

ようやく、飯を食べて落ち着いたので美術館にでも行くことにする。
Lisbonへのフライトの時間もあるので、プラド美術館を諦めて、、
madrid_31_Oct_16

ソフィア王妃芸術センターに行くことにした。
ただ、かなりの行列ができていた。
今日は日曜日ということもあって、入場料が無料だったことも行列の理由かもしれない。
madrid_31_Oct_17

行列の割には、わりとサクサク進んで20分ほどで中に入ることができた。

ちなみに行列の途中、係員が並んでいる我々に横にずれて螺旋になれというようなことを言ってきたので
私を含めて五人ほどが列から誘導され、そのように行列を形作ろうとしたのだが、
いかんせん、係員が一人で他に誰も言うことをきかないので、そのまま行列からはみ出した形になった。
係員も段取りが悪すぎる。。
こういった時、日本人ならすごすご列を並びなおすかもしれないが、そんなことをしていたら
一生、入れないので海外では強引に割り込むぐらいのことが必要だ。


ソフィア王妃芸術センターの目玉、有名なピカソのゲルニカを鑑賞後はダリなどを見て過ごす。
なかなか良い美術館であった。(もちろん、人ゴミは極力避けるようにした。)

美術館を一時間半ほど見学した後、キャリーを取りに戻るのとわずか30セントを払うためにホテルに戻る。
キャリーを受け取った後、先ほどの電話料の30セントを払うというと何のことだと通じていない。
今朝、ホテルを出るときにその従業員に昼の一時までいるかどうか聞いていたが、
結局、従業員は交代している。まぁこんなことは海外では日常茶飯事だ。

とにかく、明細をみせて30セントの差額を払うというと、
Dont worry. Dont worry.それは必要ないというようなことを言っていた。

まぁ、必要ないならこっちから払うこともないと思ってバックを整理していたら
今朝の従業員がいたので捕まえて聞いてみると、またDont worryって言っていた。

なにがDont worryだ。こっちは既にお金を入手してるから30セントぐらい払ったるちゅうねん。
どうせならチェックアウトする時に言えってぇの。
今更、たかだが30セントの金を、金は要らない。心配すんなと恩着せがましく言われてもむかつくだけだ。

だが、怒りを抑えつつ冷静にホテルを後にする。

そして問題のスリ多発Metroに乗ってBarajas空港に向かう。
この時は、自分の警戒度MAXでMetroに乗った。

幸い何もなく、うっとおしいMadridの街を後にしてポルトガルのLisbonに向かった。

ポルトガル Lisbonへ続く。


Madrid3日目 in オランダ生活249日目

11月2日(火) 晴れ

事件再び

3日前にMadridのMetroでスリの被害に遭ったこともあり、
またMadridに戻ってくるのは気がすすまなかったが、当初の旅行プランなので仕方なく戻ってきた。

前回はショルダーバックとキャリーバックを持っていたことで注意が分散したので、
今度は用心して、全てキャリーバックに入れて鍵をかけてMetroに乗った。

切符等を買うために、小額のお札だけは前ポケットに入れていた。

今度はホテルまでの乗り換えも事前に頭に入れておき、
Metro内でキョロキョロ確認しなくても良いようにしていた。

空港からホテルまでのルートは、まず8号線に乗って終点のNuevos Ministerios駅まで行き、
そこから10号線に乗り換え、Alonso Martinez駅まで行き、さらにそこから5号線に乗り換え、
Callao駅までいくというものであった。

自分的には警戒度MAXで、まず8号線に乗る。
8号線は基本的にほとんどが旅行者で皆、大きなキャリーバックを持っている。

周りに気を配りつつ、ちょくちょく前ポケットの現金を指で確認する。
ここまでは問題無し。

そして、10号線に乗り換えだ。
またもや、easyJetが一時間半ほど遅延して、Madridに到着したこともあり、
この時点で、18時前。ちょうど労働者の帰宅時間となっており、10号線は結構、混雑している。

この10号線は旅行者も少なくなっており、キャリーを持って乗りこむことは躊躇したが、
数本、乗り過ごしたところで混雑具合は変わらないだろう、むしろ、じっとしていると
スリにマークされるかもしれないと思い、この電車に乗り込む。

車内はそこそこ混雑している。
私の前には女性二人が乗り込んできた。

私は壁際を背に、警戒を怠らない。しばしばお金をさりげなく確認。問題ない。

っと思ったら、お金が消えている。。

前に財布を盗られた時もそうだったが、無いと気付いた瞬間はどうしても混乱してしまうもので、
この時も、もしかして、内ポケットにいれたっけな?っとか考えてしまう。
※もともとは、内ポケットに最重要のパスポートを入れており、
小額のお金はあえて前ポケットにしていたのだ。

注意を払うべきものは、キャリーと内ポケット、それに小額の現金が入った前ポケット。
内ポケットとキャリーはスリに遭う可能性は限りなく低いので、前ポケットに意識を集中していた。

それなのにスラれた。。
一回目、財布をスラれた時は、被害の大きさにショックを受けたが、
今回、現金をスラれた時は、自分の最大限の警戒を超えて盗られたことにショックだった。

被害額は40~50ユーロ。

現金を失ったのはすぐにわかったが、動じる素振りを見せてはいけないと思い、
すぐさま5号線に乗り換え、目的のホテルを目指した。

ただ、この時もかなり動揺した。
あれほど警戒していても駄目なら、さらにポケットに入っている家の鍵や
内ポケットのパスポート、その全てが簡単に盗られるような思いに襲われた。

実際、一回目にスラれた財布によって証明書によって顔がばれているため、
鴨がネギをしょって、また来たと付け狙われたんだと思う。

もともとスリは一車両に一人はいるのだろうが、そいつ等が携帯で連絡をとって
ターゲットを絞ったら、連携してスリを働くのかもしれない。

実際、混雑した車内では、女性の腕などが私の視界を遮り、前ポケットへの注意を
すこしそらしたのは事実だ。

ただ、一つ言えることはスリのテクニックは想像を超えるということだ。
別にスリを褒めるつもりはない。怒りがこみ上げるぐらいだ。(死ね!スリがっ。)

私の感覚からすれば、Madridで被害に遭わないようにするためには
Madridに行かないことだと思う。

実際、私にとってMadridは最悪最低の都市になってしまった。
もはやスペインに行くことは二度と無い。仕事でも無いだろうから二度と行かない。
糞ったれ!Madrid!

ポルトガルではそこそこ観光気分を取り戻していたので、
Maridにリベンジする気でいたが、出鼻をいきなり挫かれたので、
流石に飯を食いにいく気力も失せてしまった。

ホテルのフロントでスーパーの場所を聞くと、幸い大きなショッピングモールが
近くにあったので、そこで夕飯の食材とお土産を買う。
※しかし、大半のお金をキャリーにいれておいて良かった。
最悪、ホテルに泊まれないとこであった。

お土産のチョコレート。
madrid_2_Nov_7

ビール1。
madrid_2_Nov_4

ビール2。今日は飲まないとやってられない。
madrid_2_Nov_5

チーズ。
madrid_2_Nov_1

生ハム。
スペインでは生ハムを食べようと思っていたが結局、美味い物を食べれなかった。
madrid_2_Nov_2

生ハムのサンドイッチ。
madrid_2_Nov_3

ホテルの一室で貧相な晩飯を食す。
チーズもハムも美味くない。

ビールを飲んで気を紛らわして寝た。

Madridむかつく。


Madrid 4日目 in オランダ生活250日目

11月3日(水) 晴れ

もはや、すっかりMadridが嫌いになってしまった私は、特に観光したい気持ちもなかったが、
フライトの時間が16時半と、暇を持て余すため、渋々、ホテルを遅めの12時前に出た。

この頃はもうMetroがトラウマになってので、Metroは使わず歩いて観光することにした。

まずは、Opera駅近くの王宮に行くと、丁度、騎馬隊が行進しているのを見ることができた。
ここはまぁまぁ良かった。

そして、その後は、Sol駅近くのプラド美術館に行ってみた。
3日前に行ったソフィア王妃芸術センターはピカソのゲルニカなどそれなりに
良かったので、この美術館も少しは期待していた。

プラド美術館に付くと、正面の入場口から美術館の側面までずらーと行列している。
並ぶか並ぶまいか躊躇したが、街をこのまま歩いて暇を潰すのも危ないかもしれないと
思い、行列に並ぶことにする。この日のMadridは20℃を超えているぐらいの暑さで
列に並んでいても汗がにじんだ。

ともかく、1時間ほど並んでようやく入場。9ユーロ。高い。
スペインの物価やヨーロッパの美術館の入場料を考えるとこの値段は高い。

しかも、館内は写真撮影禁止であった。
まぁ、私が知っているような有名な絵はほどんど無かったので特に撮りたいとも思わなかったが、、

とにかく、この美術館はなんかこの絵記憶にあるなぁーっという程度の認識の絵が2、3枚で
美術音痴の私からするとつまらなかった。
普段なら並ぶ価値は無かったが、今回はフライトまでの暇つぶしなので良しとする。

そうこうしている内に14時になったので、少し早いがもはやMadridに何の未練もないので
さっさと空港に行くことにした。

ホテルから空港までのMetroが最後の大一番である。
私はかなりの緊張を持ってMetroに乗り込んだ。

この時はパスポートも何もかも、全てキャリーに入れた。
だからキャリーを何としても死守する必要がある。

めちゃくちゃな緊張度で私は車内の隅に隠れるようにして立っていたが、
私の前を若い女の子がカバンを広げて、床に直で座って、なにやらカレーらしきものを食べ始めた。
カバンは横に置きっぱなしで中身が見えている。

その女の子を暫し、カレーを食べた後、今度はオレンジを剥いてむしゃむしゃ食べた。

なんだこの緊張感の違いは。

金を持っていると思われると必要に付け狙われて、
持ってないと思われるとノーマークである。

複雑な思いを抱きつつ、無事Barajas空港に着いた。

そして、ようやくMadridからオランダに向けて帰路につき、
この激動のスペイン・ポルトガル旅行を終えることができた。


スペイン・ポルトガルの旅


日程 10月30日(土)~11月3日(水) 4泊5日

<行程>
(初日)
Enschede → Schiphol → Madrid (オランダ国鉄&easyJet)

空港に着いて一時間で、全財産をスラれる。

(二日目)
Madrid → Lisbon (easyJet)

VISAから緊急送金を受け、なんとか旅行継続。
Madridで美術館、Lisbonで市内を観光。

(三日目)
Lisbon → Sintra → Cape of Roca (ポルトガル国鉄&バス)

世界遺産であるシントラとユーラシア大陸の最西端であるロカ岬を観光。

(四日目)
Lisbon → Madrid

午前中は、リスボンのベレン地区を観光。
午後、マドリードに戻る。そこで信じられないことに2回目のスリ被害。(現金小額)

(五日目)
Madrid → Schiphol → Enschede(オランダ国鉄&easyJet)

<旅費>
ホテル代:290ユーロ
食事代その他:120ユーロ程度
交通費:213.41ユーロ
(内訳)
飛行機代(easyJet) Schiphol ⇔ Madrid ⇔ Lisbon 137.21ユーロ
鉄道代(Enschede⇔Schiphol) 13.2+22.5=35.7ユーロ
メトロ代(Madrid) 14ユーロ
24時間乗り放題チケット(Lisbon) 3.75×2=7.5ユーロ
シントラ&ロカ岬用チケット 12ユーロ
空港バス代(Lisbon) 3.5×2=7ユーロ


純旅行費 計7万2千円也
※為替 1ユーロ 115円として計算

スリ被害(2回)
・現金 350ユーロ程度
・財布 2~3万円
・各再発行手数料 現在手続き中...

最も少なく見積もって 6万円
おそらく10万を超えるだろう。

<感想>
マドリッドのMetroで人生初の犯罪被害に遭い、いきなり一文無しに。
翌日、VISAの緊急送金を受けて何とか旅行を継続。
ポルトガルのシントラ、ロカ岬は良かった。
このおかげで何とか旅行という形を保った。
ポルトガルのリスボンもそこそこお勧めの場所だ。

言うまでもなく、マドリッドは私の中で、最低の地になった。
Shit! Madrid!














プロフィール

EnschedeK

Author:EnschedeK
オランダのEnschedeという街で
暮らすリーマンのブログ

外国為替
データ FXFX投資ツール
ランキング投票
クリックする?
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。